8㎝食玩 アサルトキングダム・GFLEX・Standart 補修方法
前回の可動方法に続いて、今回は、改造の一工夫や、パーツが折れたりした場合の補修方法を紹介します。
既に良く知られた方法かもしれませんが、参考になればうれしいです。
1.ランナーを使った工夫
まずはプラモデルのランナーを使った工夫です。
写真のようにアサキンの背中の穴を利用して、バックパックを交換出来るようにしたい場合。
①写真のように丁度、穴に程よくハマるランナーを用意
②そのランナーを適当な長さにニッパーや爪切りでカット
③バックパックにピンドリルで穴を空ける
④バックパックの穴に瞬間接着剤を流し込んで、ランナーを差し込み固定
以上です。これで、きちんと固定されて、且つ交換可能なバックパックの出来上がり。
この零式のバックパックは、この工夫で取り替え可能にしています。
2.折れた関節を補強
写真のように力がかかる股関節のジョイントボールが根元から折れると悲しくなりますよね。
でも真鍮線で補強すれば、元通りに直りますよ。
私はケチなので、市販の真鍮線ではなく、100均のクリップで代用しています。
①ジョイントボールの折れた箇所に、真鍮線と同じ口径のピンドリルで穴を空けます。
②その穴に瞬間接着剤を流し込んで、真鍮線を差し込みます。※ここでしっかり奥まで指し込み乾燥
③本体側の折れた箇所に、同様に穴あけ。
④穴に瞬間接着剤を流し込み、②の真鍮線突きジョイントボールを差し込み。※しっかり奥まで入れる!
完全に接着剤が乾く迄はがまん。5分も待てばカチコチに固定されます。
これでもう折れることはありません。
古い壊れたフィギュアもこれで直してみてください!
3.緩くなった関節を元通りにする。
これは良く知られた方法ですね。
①写真のようにジョイントボールの表面にうすく瞬間接着剤を塗っていきます。
②乾くまで待つ。指で表面に塗った接着剤をなぞるようにすると薄く固まっていくので、
一気に分厚くならなくて良いですよ。但し指に付着した接着剤にご注意を!
これだけで写真のように、未修繕の左足はプラプラなのに、補修した右足は上がったまま。
適度に固い関節だとポージングが決まりますしね。
4.アサキン手のソフトランナーを使った工夫
これがお勧めです。是非試してみてください。
素材が固いフィギュアだと、自作ジョイントボールを差し込んでも、固い素材には弾力性がないので、直ぐに抜け落ちてしまいます。そこで、アサキン手のソフトランナーを活用します。
ここではセイバーガンダムの左股関節として、自作ジョイントボールとソフトランナーを使います。
①写真のようにアサキン手のソフトランナーにジョイントボールよりすこし小さな穴を空けて、カット。
②カットした穴あきランナーをジョイントボールの「受け」にして、瞬間接着剤で固定
③完全にランナーが固定されたら、ジョイントボールに差し込んで完成
これで適度の固い股関節が出来あがります。
こんな感じで股関節も良く動きます。
ちょっと疲れてきたので今日はここまでです。少しでも参考になればうれしい限りです。
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